鞄は机にかけたままなのに。
朝陽が言う通り慎吾は戻って来なかった。
ホームルームが終わり、慎吾に電話をかけたけどディスプレイが通話を表示する事はなく……
「カラオケやめとく?」
佳奈の声に縦に首を振り、慎吾の鞄を持つと、二人で教室を出た。
私服返さなきゃいけないのに返してないし。
家まで持って行こう。
慎吾……居たらいいけど。
明るくてノリがいい慎吾が場の雰囲気を壊すなんて。
でも……多分そうさせてるのは私。
自惚れて考え過ぎかもしれないけど。
下駄箱で靴に履き替えると、門に向かって歩き出した。
朝陽が言う通り慎吾は戻って来なかった。
ホームルームが終わり、慎吾に電話をかけたけどディスプレイが通話を表示する事はなく……
「カラオケやめとく?」
佳奈の声に縦に首を振り、慎吾の鞄を持つと、二人で教室を出た。
私服返さなきゃいけないのに返してないし。
家まで持って行こう。
慎吾……居たらいいけど。
明るくてノリがいい慎吾が場の雰囲気を壊すなんて。
でも……多分そうさせてるのは私。
自惚れて考え過ぎかもしれないけど。
下駄箱で靴に履き替えると、門に向かって歩き出した。

