晴れ女

頭を下げてお礼を言うと目を細めて笑う朝陽にまたも胸が騒がしい。


私ダメダメだ。


イチゴオレにストローを挿すとそのまま口づける。



……甘。


ガタガタと椅子を引き、朝陽と慎吾もパンをかじる。


イチゴオレを半分飲み干した辺りで顔を上げると、佳奈もお弁当を食べ終えて巾着袋に閉まっていた。




「今日何処のカラオケ行く?」


急に口を開いた佳奈に、自分がボーッとしていたのに気付きハッとして顔を上げると、「何の話~?」と後ろから慎吾の声が届く。



拳をギュッと握りしめて朝陽と慎吾が座る後ろに体ごと振り向いた。