晴れ女

予想していた。
だけど本人の口から聞くとその言葉が重くのしかかってくる。



『だから……』



もう。
私を求める事はない、んだよね。



言い辛そうに言葉を濁し、押し黙る。



もう甘く名前を呼ばれる事も。
肌を合わせて眠る事も。

あの腕の中は”由紀”だけの物になっちゃうんだよね。



「友達……でしょ?」


小さな小さな声だった。
だけど朝陽はちゃんと私の声を拾ってくれて。