昼休みが終わりそうになった頃、朝陽と慎吾が教室に戻ってくる。 「陽菜!俺見えた?」 「うん」 見えた?って。 さっき手振ったじゃん。 「陽菜ちゃん、何で俺に手振ってくんないのよ」 「慎吾は女の子沢山居るでしょ。陽菜を巻き込むな」 佳奈が慎吾を睨む。 だけども、 「佳奈ちゃんが相手してくれれば問題解決じゃね?」 睨まれてるのが分かってないかの様にニッコリと笑みを浮かべて言い放つ慎吾。 「消えて」 立ち上がり、そう吐き捨てると自分の席に戻って行った。