どうすればいい? こんな時どうするのが正解なの……? 抱きしめ合う二人はまるでやっと出会えた恋人達の様に見える。 今、ここがドラマや映画の世界なら私は完全に脇役だ。 恐る恐る二人に近付く。 ”大丈夫?” ”私先帰るね” ”朝陽送ってあげて” 頭の中で声を出す。 一歩。また一歩と足を踏み出す毎に心臓がうるさいぐらいに強く鳴る。 「あさ……」 「陽菜、ごめん」 私が口に出す声に朝陽の声が被さり、そのまま”由紀”の肩を抱いて立ち上がった。