晴れ女

「喉乾いたからお茶持って来る!」


恥ずかしさのあまり、逃げるように立ち上がると、顔を背けてキッチンへと早歩き。



「俺もちょーだい」とのほほん声がリビングに響き渡る。




冷蔵庫の扉を開けて、お茶を取り出すと持って行く前にコップ一杯のお茶を飲み干した私。



心臓に悪いくらいドキドキさせないでよ……!



恥ずかしいクセにかなり嬉しい。

にやける頬を抑えながら朝陽の元へお茶を運び、さっきよりも朝陽の側に座った。


「お。浴衣美人が酌してくれんの?」

「何のノリ……?それ」



ギャハハと笑う朝陽に自然に笑える。


お兄ちゃんがお風呂から上がり、着替えて来るまでの間、ちょっかいかけてくる朝陽と文句を言いながらもはしゃいで過ごした。