晴れ女

じとーっと私を見つめた後、はあ~っと溜め息を吐いた。


「ちょっと!」


溜め息吐くのは私でしょうよ!

だけどそれが妙に面白く思えちゃって。

含み笑いを我慢した様な言い方になってしまった。



「何が可笑しいんだよ」

「だって。何すねてんの」


まるで小学生みたいじゃん。

笑いながら口にすると――





「せっかく可愛いのに近くで見たい」





決してからかう様な言い方ではなく。
拗ねた子供みたいに素直に言い放つ朝陽に、一気に体の温度は上がる。