晴れ女

その時――ふと浮かんだ事。



「”由紀”は料理上手……?」



心の中にしまっておけばいいのに。

つい口にしてしまった内容。



その言葉に、動揺もする事なく「あー……」と何か考える様な声を出した朝陽は、



「アイツのオムライスは美味い」



何も気にする事なく口にした。




「そう、なんだ」



そっか。
”由紀”料理上手なんだ。


私は目玉焼きでさえ、卵がちゃんと割れるかも分かんない。



何事もなく過ごし、明日は楽しみにしていた花火大会なのに。


自分で自分の首を締める事……
何で言っちゃうんだろ。