え?ちょっと……
何でそうなるのよ……!
お風呂入ったりメイクしたり浴衣着たりでちっとも楽しくないと思うんだけど?
「私構ってられないよ?」
だから家で待ってなよ。
朝陽来たら変にドキドキしてそれどころじゃなくなりそうだし。
昼間は誰も家に居ないから余計に気使いそうだし。
どうにか言いくるめられないかと考えていると、朝陽がすました顔で口を開いた。
「だってずっと一緒に居たいじゃん」
口角が上がり、サラッと口にした言葉は私の体の温度をみるみる上げ……
「陽菜真っ赤~」
「っるさい!!」
下を向いて歩かなきゃいけないくらい顔は赤く染まり。
ニヤつきが止まらなくなっちゃったよ…
バカ朝陽。
――嬉しい気持ちを隠せなかった。

