晴れ女

すると慎吾はクスリと柔らかく。
だけど少し困った様に口を開いた。


「使い物にならなかったおわびに、お金ぐらいかっこつけさせてよ」

「いや、使い物にはならなくて万々歳なんだけどね」

「えーそこ一番大事じゃね?」

「あ。慎吾の来たよ」


油断すればソッチに行こうとするんだから!

もうすぐ夕方だけあって、お客さんもそれなりに居るし。


隣の隣では五歳くらいの女の子とお母さんが仲良く食事中だ。


程なくして私の食事もテーブルに並び、時折下ネタに走ろうとする慎吾を止めながら食べ進める食事は文句を言いつつ楽しいものだった。