晴れ女

そう言い捨てると、お風呂場らしき場所へと逃げる様に足を向けた。


けれど……


「慎吾!!」

名前を叫んだ途端に部屋に響く笑い声。



こんなお風呂場入れる訳ないじゃん!


お風呂自体は、普通のお風呂なんだけど。



「なんでだよー。入れよ」


わざとらしく困った顔をする慎吾を思いっきり殴りたくなる。



「だって壁透けてんじゃん!ほら!ここ開けたら部屋から丸見え!」

カーテンの様なものがあり、どう考えてもこれは”開けてください”って設備。