晴れ女

多分時間にしても五分程。

けれど、なにもせずに見つめあうだけの時間はかなりの時間に思えた。



「ダメだ~!!」


いきなり大きな声を出し、横にゴロンと横になった慎吾。


手首が解放されたのと、隣に寝転がる慎吾の横顔がいつもの笑顔に変わり、胸を撫で下ろす。



やっぱりどこかで信用してたし、女の子大好きな慎吾だけど、いくらなんでも私をそんな対象に見てないと信じたかった。


なのに。



「立たねえ」

「ちょ……!!」



出てきた言葉は女として否定された気分。