晴れ女

抵抗する私の手首を掴み、ずるずると引きずる様に歩く慎吾。

「騒いだ方が目立つよ。俺を捕まらせないでよね」


だってだってだって!


「俺拒否る事はあっても拒否られた事なんてないんだけど」


そんな小話要らないから!


「陽菜ちゃん俺の初体験ゲットだね」


卑猥ないい方すんな!




中に入ると、そこは一見ワンルームマンションにも見える普通の部屋。


「入って入ってー」


背中を押されて中にはいると、二人がけのソファーに、奥に構えるのはシワ1つない大人三人は寝れるんじゃないかと思わせる……



キングサイズのベッド。




そう。




連れてこられたのは……ラブホテル。