しばらくはリンの背中をさすっていたが、小さな寝息が聞こえた。 泣きつかれたんだね。 「おやすみ」 それにしても悠翔先輩許せない… そう考えてると、屋上の扉があいた。 「あれ?杏夏じゃん。」 「…」 屋上に入って来たのは… 「あ…大和……」 大和とあいつ…菅原拓海だった。 「なんでここに?それに寝てるのって…」 「リンだよ。」 「えっ!!鈴ちゃん!?」 あぁ、この反応は… 「リンのこと、好きなんだぁ」