「別に無理なんかしてねぇし。 つか、もう過ぎたことはどうでもいいだろ! 母さんもそんなこと蒸し返すなよ!!」 母さんは「はいはい」といいながらも笑っている。 あ"ー!!もー、うぜぇ。 ここにいてもまたからかわれる気がする… 「ご馳走様」 手を合わせてそう言い、逃げるようにリビングを出た。 リビングを出るとき、杏夏の声が聞こえた気がしたがそのまま自分の部屋に戻った。