「熱なんかねぇから!! それより夕飯だろ??行くぞ!!」 「あ!ちょっと待ってよ!!」 先に行く俺の後ろをトコトコとついてくる杏夏。 「そーだ!拓、これ。」 後ろから裾を引っ張られて振り向くと杏夏が一つの袋を渡してきた。 「?なにこれ」 「開けてみて!」 急かされ、袋を開ける。 中にはキーホルダーが入っていた。 「え…これ…」 「あ、気に入らなかった?? 拓が好きそうだなって思って買ったんだけど…」 泣きそうな顔で俺を見る