「…ぉ…て!!…く!…たく!!拓!」 声が聞こえ、目を開くと目の前には杏夏がいた。 「あ!拓!!起きた??ご飯出来たよ??」 杏夏はニコッと微笑む。 「あぁ…今何時??」 「ん??もう少しで7時になるよ?」 あ…もう、1時間も寝てたのか… 「どうしたの??熱でもあるの?」 そう言って顔を近づけてくる。 思わず俺は顔を反らせた。