大和は今にもスキップしそうな足取りで階段を降りていく。 「ちょっ!大和!どこ行くの!?」 僕の声も聞こえていないのか、大和は下に降りていってしまった。 「なぁ杏夏。いきなりどうしたんだ?」 「んー??あとでのお楽しみね!!」 拓にはそれだけ言って、莉緒ちゃんたちの待っているキッチンへ行った