「えっ?そ、それは……。さっきは、たまたまSNSで見かけたって話をしただけよ。そしたら、和樹を懐かしいなぁって思っただけ」
「ウソつくなよ」
「ウソじゃないってば。それに、これ以上近付かないで」
和樹は強気で、どんどんわたしに近づいてくる。
その勢いに圧されてカバンが倒れてしまい、中身が出てしまった。
良かった、これでこの変な雰囲気も途切れるわ。
「拾わなきゃ」
すぐに屈みこんで書類を集めていると、和樹もすかさず手伝ってくれた。
だけど、お互い同じ書類に手が伸びてしまい指が重なる。
「あ、ありがとう……。もう、大丈夫だから……」
だから、その重なってる指を離してよ。
和樹は黙り込んだまま、少しも手を動かさない。
さっき、長い指だと思って見ていたからか、妙に意識してしまう。
最後の書類を拾えないまま、和樹にゆっくり顔を向けると、真っ直ぐにわたしを見つめていた。
「ウソつくなよ」
「ウソじゃないってば。それに、これ以上近付かないで」
和樹は強気で、どんどんわたしに近づいてくる。
その勢いに圧されてカバンが倒れてしまい、中身が出てしまった。
良かった、これでこの変な雰囲気も途切れるわ。
「拾わなきゃ」
すぐに屈みこんで書類を集めていると、和樹もすかさず手伝ってくれた。
だけど、お互い同じ書類に手が伸びてしまい指が重なる。
「あ、ありがとう……。もう、大丈夫だから……」
だから、その重なってる指を離してよ。
和樹は黙り込んだまま、少しも手を動かさない。
さっき、長い指だと思って見ていたからか、妙に意識してしまう。
最後の書類を拾えないまま、和樹にゆっくり顔を向けると、真っ直ぐにわたしを見つめていた。

