「てか、琴姫部活休みだって。よかったね」
「あ、そうだよね！ねえ麻希！折角だから放課後どっか行こー？♪」
「そういえば、高校入ってからまだ遊びに行ってないものね」
「そうそう♪記念すべき高校での制服デートだよーん♪あ、ケーキ食べたい！！」
「"ケーキ"？じゃー、ケーキバイキングでも行く？」
「お！いいねー！！けってーーい♪」
ふわぁ〜♪久しぶりのケーキ食べ放！！ちょー楽しみ♪
そんな計画を立てながら教室に入ると見覚えのあるイケメンと直ぐに目が合って駆け寄ってくる2人
「颯斗くん、瀬尾くん」
「おはよ、琴姫！」
「うん！おはよう」
颯斗くんは私達の前に立ち、瀬尾くんはその少し後ろの机に寄りかかる
「昨日はおつかれ！」
「2人こそお疲れ様！あの後、青木先輩達大丈夫だった？？」
「それがさー、家まで送ってったら家の鍵部室に置いてきたとかで部室までまた往復よ」
そう言いながら嗤笑する颯斗くん
「わぁー・・・ホントお疲れさま。（笑）ごめんね、私手伝わないで帰っちゃって・・・」
