らぶぁーず*ぷりんせす








「・・・な、なら颯斗くんが代わってあげたら?」







「絶対お断りだね」






ふっ・・




「ふふっ♪」






初めて話すのに






凄く緊張して、照れ臭いのに






でもなんだか楽しくなって





思わず笑う私に颯斗くんも笑顔を向けてくれた







ふと部室の時計を見ると短い針が7を指していた





「大変!?もうこんな時間だし、学校閉まっちゃうんじゃない?!

てか今更だけど、この状況って見つかったらものすんごくマズイんじゃ・・」







「あー、そーいやさっき部長が酒見つかったら停部になるって言ってたな」






「えぇっ?!」







それ、マネージャーとして停部にならないようサポートしなきゃなのでは?!






「それは大変だよっ。時間も時間だし、見つかる前に切り上げよう」






部長は青木先輩と伊藤先輩が瀬尾くんに落書きをしてるグループに居たので私一人その場所に足を運ぶ







「部長、そろそろお時間が・・・「あ〜コトハちゃんだぁ〜♪」







酔っ払い気味の部長に話しかけるも、かき消されるように青木先輩の声が被る






ってか、青木先輩絶対飲み過ぎだよー。






すっごいお酒の匂いするし、呂律も回ってない気がするもんっ