らぶぁーず*ぷりんせす








それに、寝息が太ももに当たって・・・






・・・くすぐったいっ・・・///






「・・・っひ・・///」











「”ひ”って何?」





「へっ??」






声がした方を見上げると私の左側には、月岡くんが立っていた







「・・・月岡くん」





「颯斗でいいよ」






「え、あ・・・うん、颯斗・・・くん」







「そんで、どーしたの?」







「え、あ、そろそろ足が・・・・うん、そう!そろそろ足が痺れてきたなって!!」







"くすぐったい"とは、何故かちょっぴり恥ずかしくて言えなかった







「そりゃ大変っ、てか何この状況」





苦笑いで橋下先輩を指差す颯斗くん






「んー、わかんないっ


気づいたらこうなってたっ?」







「なんだそれっ。あ、ちょっと待ってて」






そう言ってその場を後にした颯斗君は、暫くして戻ってくると何処かクッションを手にしていた








「琴姫、先輩の顔上げて足どかして」






「へ?!あ、うんっ」







・・・なまえ・・・呼び捨てっ。






あたしが足をどかしてすぐにクッション
を橋下先輩の頭の下に置いてくれた颯斗くん