「颯斗・・・」
あれから颯斗とはまともに話してなくて
キスのことを思い出してしまって、颯斗のことをずっと直視できないままでいた
「ちょっと、良いか?」
でも私はマネージャー
3年生の引退が掛かってる大事な試合の前に颯斗の気を散らさないように、責めてでも普通にしなきゃ
「うんっ・・・」
そんな思いで部活の皆んなより少し離れた場所に行く颯斗に付いていく
「こないだは・・・ごめんッッ」
会場の裏庭のような人気の無いところへ着くといきなり頭を下げる颯斗
「あのときは俺、どうかしてたわ」
「ハヤト・・・」
「ケド琴姫!!」
「は、はいっっ?!」
「俺は琴姫の事好きだよ。」
・・・・ぇ・・
「あのキスも浮ついた感情なんかじゃなくて本気だった」
聞いてしまった・・・遂に。・・・その言葉を。
颯斗には・・・麻希を好きになってもらわないといけない訳で・・・
だから・・・
・・・ダカラ
・・・困るよっ

