「それならそこにあんじゃん」
そう指差したのは目の前のテーブル
「あっ・・・////」
全然気づかなかったっ////
「大丈夫か?お前」
笑いってくれてる瀬尾くんだけど、軽く呆れ気味
「だ、大丈夫っ大丈夫っ!////」
綿に消毒液を、つけてピンセットで傷口に触れる
「ー・・ッ」
「?!ごめんっっい、痛いっ?!」
瀬尾くんの顔が歪んだ
消毒液が染みるのかな・・・
「大丈夫・・」
なるべく長引かないように、早く終わらせてあげようっ!
テキパキと処置を済ませる私
今日程、クラスの保健委員やってて良かったって思うことはないカモ
「ごめん、櫻田・・だ、抱きついちまって・・・」
「へぇッ?!////」
「ーーッてぇ」
「あ!ご、ごめんねっ」
いきなり変なこと言われて思わず綿を押し付けるみたいにしちゃったっ・・・
うぅー・・・ごめんなさいっ////

