ポケットにはチョコレート


なんで名前教えたんだろ‥
頭で考える前に
口が動いていた。

あ、あれだな

これ以上
恭ちゃんって呼ぶ奴を
増やしたくなかったんだな。

「セナ!」

「え?」

「あたしの名前!」

「あぁ‥」

「じゃーまたね!
恭ちゃん!」

女は走ってでていった。