ポケットにはチョコレート


「よ。おせーよ…」

「恭ちゃ……」

「はいはい。よく頑張ったな…」

「う、うん…」

あたしは待っててくれた
恭ちゃんにしがみついて泣いた。

「落ち着いたか?」

「うん。帰ろ」

ふたりで靴箱に向かうと

「シゲ」

「なみちゃん」

恥ずかしそうに手を繋いでる
ふたりがいた。