ポケットにはチョコレート


泣きながら五月ちゃんが
話してくれた。

シゲくんがなみちゃんと
すごく楽しそうに話してたらしくて…

『そーゆー子すきやで?』

この言葉でもう涙がでてしまった
らしい。

「チョコももーあげない…」

「そんな…あんなに頑張って
作ったのに…」

「でも…あのふたり…すごく
お似合いだった…」

五月ちゃん…
あたしはなんてこえをかけたら
いいのかわからなかった。