ポケットにはチョコレート


ものすごい速さで追い付いてくる
恭ちゃん。

恭ちゃんて足速かったんだ。

「捕まえた…ハァハァ…てめ…
ハァハァ…走らせてんじゃねーぞ…ハァハァ」

すごい息切れの恭ちゃん。

「…ハァハァ…だ、だって…
あんなとこ見られたんだもん…」

あたしも息切れしてた。

「ありがとな…」

「え…」

「俺のために怒ってくれたんだろ?
すげー嬉しいわ」