ポケットにはチョコレート


こいつらしーな…

そう思って俺は笑った。

「んでな、なんやねん。こいつ
十字架が好きなんか。と思って
あの雪の日。おまえの誕生日
前日だって勘違いしてて
十字架に取り替えようと思っててん」

「そうやったんや」

「なのにどっかの甘えん坊が
子犬みたいな顔して人んち
立ってるやろ?
しゃーないなって思った」

そういってベッドにねっころがる
真一。