ポケットにはチョコレート


「あの時はお前はなにも知らなかった。
俺が話さなかったから。
なにも知らないお前を自分の感情
だけで傷つけたのは俺だ。

それに‥
そんな顔させるために
連れてきたんじゃない」

といってセナの頭をなでた。

「恭‥‥‥‥平‥‥‥くん?」

懐かしい声がする。
振り返るとずっと会いたかった
あの人がたっていた。