ポケットにはチョコレート


「『同情?』そうきいた。 
『親と小さい頃離れて可哀想。
だから幸せになってって。
それは同情?』っていったんだ」

いきなり話しを始める俺に
シゲは少し驚いたけどすぐに
真剣な顔できいていた。

「あの子は俺と同じだった。
だから俺はセナがいう一つ一つの
言葉が自分に言ってるように
聞こえた。」