ポケットにはチョコレート


「セナの家に行った日‥
公園でひとりの男の子が泣いてた。
『お母さんに会いたい』って
叫びながら。
その子のところにひとりの女の人
が近寄ってきてその子を泣きながら
抱きしめて『あたしが守る』
そういってた。
セナはそんな光景をみて
『可哀想』
『お母さんともう一度幸せに‥』
そう言ったんだ。
セナの優しさだってことは
気づいた。
だけど‥‥俺は‥‥‥」