ポケットにはチョコレート


「電車で初めて恭ちゃんと
話したとき昔の俺とかぶった。

なんか寂しそうで‥
目に光がなくて‥

そんな恭ちゃんに俺は
真一がしてくれたことをした。

少しずつ恭ちゃんに
笑顔が増えて
ほんまに嬉しかった。

でも‥‥苦しかった。
恭ちゃんと笑うたびに
真一を思い出して‥‥」

最後まで話したのかふぅーと
息を吐くシゲ。
そんなシゲをみて俺はゆっくり
口を開いた。