ポケットにはチョコレート


「恭ちゃーん。帰るでー」

あの日‥
シゲはすぐに追いかけて
来てくれた。

でもなにも聞かないで
いてくれた。

そして今もなにも聞かずに
いつもと変わらずバカなシゲで
そばにいてくれている。

そんなシゲに
俺は正直救われている。

「ん‥」

シゲと帰ろうとしたとき‥‥

「あ!恭ちゃん今日日直だよー」

クラスの奴が言ってきた。