シゲくんを見送って 家に入ると 「恭平くん、 友達が大変だったみたいね」 「え?」 お母さんが 片づけをしながら 言う。 「いきなり倒れたみたいよ。 だからあんな急いで出て行った のね‥‥ 顔色も良くなかったし‥‥」 シゲくんの嘘だ。 シゲくんあたし達に 心配かけないように そういってくれたんだ‥ 「そ、そうだったんだ‥ 後で連絡しとくよ」 あたしも 話を合わせた。 「恭平くん、いい子だったわね」 お母さんは 笑いながら言う。