ポケットにはチョコレート


ただ‥‥

ずっと認めたくなくて
見えないフリをしてたことに
気づかされただけだ。

「セナ‥‥お前は遠い‥‥」

「え?」

「俺とお前は‥‥
違いすぎる‥‥‥」

淡々とでる言葉。

「遠い?なにいってるの?」

「ずっと認めたくなくて
見えないフリしてた。
だけどやっぱずっと見えない
フリをしてるなんて無理だった。
お前といると‥‥
苦しい‥‥‥」

あ、また泣かせた。
大切な人を‥‥

セナはなにも言わずに
泣いていた。

「セナ‥‥‥
お前はお前に合う奴と
幸せになれ。
俺はお前を幸せになんて
できない‥‥」