ポケットにはチョコレート


「セナちゃーーん!」

シゲの声に気づいたセナは
こっちをみる。

ぱっと俺と目が合うと
どうしたらいいかわからない
といったような表情をした。

そんなセナに少し笑うと
ホッとしたように‥
でもどこか悲しそうに
笑っていた。

「セナ‥」

俺が声をかけると
セナはじっと見つめてる。

「驚かせて悪かった‥」

小さく呟くと
セナは首を横にふって
笑った。

シゲもセナも‥‥

俺よりはるかに大人だ。

自分の感情のままモノを
いってしまう自分が
すごくガキに思えた。。