ポケットにはチョコレート


時間とかは特に決まってない
らしいから公園の場所だけを
シゲに教えた。

シゲを待ってる間
セナは鼻歌を歌ったり
俺のほうをみて
にこにこ笑ったり‥‥

そんなセナに思わず
口元が緩む。

そんなあったかい時間を
過ごしてた。________のに‥

「うわーーーん!ママーーーー!!」

泣き叫ぶ子供の声がする。
叫んでたのは
5歳ぐらいの
男の子だった。

「迷子?」

セナも心配そうに言う。

「まぁくん‥帰ろ‥?
みんな待ってるよ」

白いエプロンをはめた
女の人がその子を迎えにきた。