ポケットにはチョコレート


俺はシゲに話した。
セナの親が会いたがってること。
今日すき焼きだから
来ないか?と誘われてること。

『いけばええやん』

さらっというシゲ。

「いや、でもよ」

『なら断ればええやん』

これまたさらっという。

「いや‥断わるのはさ‥」

『ならいけばええやん』

なんだこの会話‥
終わりがこない気が‥

「あ、もし行くならお前も
いってた‥」

『俺!?なんで俺が
セナちゃんち行くねん!』

びっくりしたのかシゲは
声がまたでかくなる。