あの人は 最後まで俺に 願ってた気がする。 もうこの手を痛めないように もう自分を痛めないように。 どうか幸せになって。と。 「~行き間もなく発車いたします」 アナウンスをきいて 俺は電車に乗った。 平日ってのもあって 電車は空いていた。 ゆらゆらゆれる 電車のなかで すぐに俺は眠った。