ポケットにはチョコレート


「シゲ‥‥‥」

重い口を開く。
こんな歪んだ、
こんなにも弱い理由を
シゲはどう思うんだろう。

お前も
消えてしまうのか?

他の奴らみたいに 
俺といることに
疲れるのか?

「俺は‥‥‥‥多分セナがすきだ。
でも俺は弱いから‥。
セナは消えてしまう。
あいつには消えてほしくない‥
俺は‥歪んだことしか
考えられない。
そんな奴がセナに
絶対に守るから。
幸せにするからなんて
言えない‥」  

もう誰かの泣いた顔も
消えてく姿もみたくない。