ポケットにはチョコレート


車に乗ろうとしたとき。

「恭平くん!」

長谷川さんが追いかけてきた。

「ありがとう。
ご飯いつでも食べに来て‥
あなたは本当は優しい子よ。
だから‥
いつ死んでもいーなんて
もう二度と思わないで‥
もう二度と自分を傷つけ
ないで‥‥」


『いつ死んでもいい。』

俺の口癖だった。
なにかあったらどうするのと
問いかける長谷川さんに‥

もうこれ以上痛い思いしないで‥
何度もいってた長谷川さんに


俺はいつもいってた。