「はっ?!えっ?!ちょ、ちょっと待って、」 パニックに陥る女の子を横目で見ながら、 真っ白だった頭がようやく働きだす。 「えっと、あの、、美愛…ちゃん? 俊の彼女の……」 「そ。」 こちらも落ち着いてきたのだろう。 俊が答えた。 慌てるを通り越して、魂がぬけたようになっている凛斗と美愛ちゃんに、 俊は呼びかけた。 「あのー、ここじゃなんだし、場所変えて話しません?」