あなただけを見つめてる。





そして、3位でゴールした私たち。



「葉月、おつかれ」



私が紙をみてすぐに動き出さなかったからビリになるかと思ったけど、探し人がなかなか見つからない人がいたみたいで助かったよ。



「向日くん、一緒に走ってくれてありがとう」


「そんなの全然いいって。それよりさ、」


「……?」


「借り人競争の葉月がひいたお題はなんだったのか気になるんだけど?」



……ドキッ!!



そうだよね……。


やっぱり言わなきゃダメだよね?


隠し通せるわけないし。



「あのね……、」



どうしよう、恥ずかしすぎるっ。


顔が熱くなって、ドキドキしすぎて心臓が口から飛び出しちゃいそうっ。


別に告白するわけでもないのに、なんで私、こんなに緊張してるのっ……。