“あれ!?どうしました!?3組の女子が固まってしまって動きません!”
“いったい、どんなことが書いてあったのでしょうかっ!?”
放送席から進行役の人の声がスピーカーを通して響き渡る。
やばい、私のことだよね?
周りのみんなはすでに探しに行ってしまったみたいで誰もいないし。
このままじゃ、ビリになっちゃう!
クラスのみんなに迷惑かけるのはもうヤダよっ。
迷ってる暇なんてない、よねっ……!
私は自分のクラスの応援席目指して走り出した。
声をかける人物はもう決まっている。
だから、余計にドキドキして、足がもつれそう……。



