そう思った次の瞬間には、私は地面に倒れていて。
後ろからは、私の後ろを走っていた他のクラスの人たちがどんどん走り抜けていく。
やばい……。
せっかく根本さんが2位でバトンをつなげてくれたのに、このままじゃ私のせいでビリになっちゃう。
早く立ち上がって走らなきゃ!
そう思って立ち上がろうとしたけど。
「……っ、いった~ぁ……」
転び方が下手だったみたいで、膝や肘、あちこちがジンジンと痛む。
見れば、膝からは血があふれていた。
「葉月っ!大丈夫か!?」
そう言って、一番に私のもとへかけてきてくれたのは。
「……むかい、くん」
心配そうな向日くんの顔を見た瞬間、なぜか涙が出そうになった。



