あなただけを見つめてる。



こんなことをされる心当たりはひとつしかなかった。


それは、今から1週間前。



「俺、1年のときからずっと葉月のことが好きだったんだ……」



放課後、近所の公園で、私がずっと好きだった鳴海快翔(なるみかいと)から告白された。


私と鳴海は1年のとき同じクラスで、同じ図書委員になったのをキッカケに仲良くなった。


サッカーが得意で、スラッと背も高くて、目鼻立ちがくっきりとした端正な顔立ちをした鳴海は女子から絶大な人気があって、鳴海のことを好きな女子がたくさんいることは私も知っていた。


だから、自分も鳴海のことを好きな大勢の中のひとりにしかすぎないって思ってたのに、まさか鳴海も私のことを思ってくれていたなんて。



「実は私も鳴海のこと、ずっと好きだったの……」



お互いの気持ちが通じ合った私たちは、付き合うことになった。