それでも、私には小学校からの仲良しの友達、エリちゃんがいたし、とくに誰かに何かされるわけでもなく、相変わらずな日々を送っていた。
だけど、あれは忘れもしない中学2年生の3学期。
ある日、いつもどおり学校に行くと、私の上履きがない。
あたりを一通り探してみたけど、結局上履きがみつかることはなかった。
しかたなく、先生にスリッパを借りて教室に向かう。
すると、教室に私が入るなり、あたりは一瞬にしてしんと静まり返り、あたりを見渡せば女子たちがなんともいえない嫌な目つきで私のことを見ている。
それから、こちらをチラチラみながらコソコソ話。
……何?
あきらかにみんなの様子がおかしい。
味わったこともない空気に、嫌な予感しかなかった。



