闇夜の天使


「兄貴…離して。」

「やだ!」

はぁ。
さっきから後ろにどす黒いオーラーを放つ人が…

私知らないからね。

「龍離せよ。
紗羅は俺のだ。
紗羅に触るな」

低くドスの効いた声で兄貴に言う蘭。

「わ、わかったから。
な?睨むなって…。」

そう言って私から離れる。

蘭はものすごい笑顔だ。うん。
さっきまでのどす黒いオーラーはない。

ある意味尊敬しますよ蘭さん。