じゃっかんイライラしながら電話にでる。
「もしも…「さぁーらぁーちゃーん!!
あいしてるよぉーーーーー!!」
ブチッ。
うん。違う、断じてお父さんからの電話なんかじゃない。
てか、切っちゃったよ。
蘭は誰からの電話かわかったらしく肩を震わせて笑いをこらえてる。
「紗羅?浮気はダメだよ。」
陽が誤解してるし。
「ちがうか…プルルルル
またかよ。ッチ。」
「なに?」
『さぁーらぁー!
電話切るなんて酷いよ。
俺泣いちゃう!シクシク」
「キモい死ね。
嘘泣きすんな。
用件ないなら切るぞ。」
マジきもすぎる。
声が大きくて漏れてるらしくみんな電話の相手にドン引きしてる。
『待って待って!!
用件ある!あるから!
早く紗羅に会いたいから宴会今日に変更しちゃった☆
だから14時までに車よんで帰ってきてねー!
あっ、蘭も連れてきて!
じゃーねー!』


